Horns 2013, アメリカ 監督 アレクサンドル・アジャ |
アジャ監督&ラドクリフ君主演ということで楽しみにしていた作品!正直予告編を見る限りではシリアス寄りなお話なのかな?とあまり期待していなかったのですが、めちゃくちゃ振り切れたホラーコメディでサスペンスでラブロマンスでした。
日本公開版はR15+のくせにモザイクかかってたり、ゴアシーンがカットされていたりと文句もあるんですけど、映画自体は最高でした!!こういう狂ったラブストーリー大好き!!
特に終盤の展開はなかなかにぶっ飛んでて笑いをこらえるのが大変でした。全体的にコメディ要素が多いのでびっくりしたんですけど、ゆるい笑いで良かったです。
そしてイグの少年時代を演じた男の子が美少年で眼福でした。イグのお兄ちゃんを演じていたJoe Andersonは基本ドラッグやっててヘロヘロでガリガリで草臥れてるんだけどそれが逆にセクシー!な感じで大変良かったです。ラドクリフくん自体も精神的に追い詰められて疲れ切ってて色気がありました。
使われてる音楽も良くって、PixiesとかMarilyn Mansonとか流れてきたときはテンションあがりました。最初にかかるがDavid Bowieなのも素敵。
正直犯人はすぐに予測がつきますし、色々とツッコミどころもある(というかめちゃくちゃつっこみどころだらけである)作品なんですけど、ホラー苦手な人とかでも楽しめるくらいコメディ色強めだったので皆でわいわい騒ぎながら観たらすごく楽しい作品なんじゃないかな~!と思います。
本編とは関係ないけど、劇中にでてくるヘビとラドクリフくんが仲良しだったってエピソードをネットでみて和みました。あれCGじゃないんですね~!
※以下、ネタバレ
まあまず思ったのが、皆メリンのこと好き過ぎじゃね!?
イグの父親までがあの子を愛してたんだ…とか言い出した時には笑いました。
そんなメリンを演じているのがジュノー・テンプルなので余計に腑に落ちず…
好きな方には申し訳ないんですけど。可愛いとは思うけどそんなには可愛くないと思う…
そして事件関係なく普通に両親がイグのこと好きじゃなさそうなのも不憫すぎた。
両親は兄貴の方が好きみたいだけどそんな兄貴はドラッグ中毒だし…
お兄ちゃんは事件の日にはメリンをちゃんと送り届けようとしてくれた(思いっ切り飲酒運転でしたけれども)し、チェリーボムを渡したのは弟だってことは言うなよ!とかフォローしてくれたりと基本いい人っぽいのに、脚を撃たれたり幻覚を見せられたりと散々で面白かったです。
あとまさかのイグの悪魔最終形態がぶっ飛びすぎてて、それまでは結構頑張って耐えてたんですけどあれには笑いをこらえきれませんでした。
でもグーグルでホーンズ検索すると思いっきりあの画像出てきちゃうので勿体ない…
親友役のマックス・ミンゲラは最近インターンシップって映画を見てそれですげえヤなやつだったもんで、もう出てきた瞬間にいや犯人お前だろ確実に、ってなりました。
そして彼の指がぶっ飛ぶシーンは映画にそのあと全く絡んでこなかったので ええ!? ってなりました。なんのための…ただのグロ要員だったのでしょうか…
カットされたゴアシーンに関しては以下の動画で観られます。これをカットするなんて勿体ない!レイティングの関係で仕方なかったのかもしれませんが…アジャ監督作品なのにゴアシーンが削られちゃうのってなんだかなーと思います…
あっけなく殺されてしかもそのシーンがカットされちゃうなんてかわいそうなエリック…(;;)
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