2015/01/27

6才のボクが、大人になるまで。/マジック・イン・ムーンライト

▼6才のボクが、大人になるまで。

Boyhood
2014, アメリカ
監督 リチャード・リンクレイター
あらすじはまあタイトルそのままなので省略。
感想書いてなかったことすら忘れてた。12年にかけて撮影したというのはすごいと思うんだけど、それ以上のものを特に感じなかったなというのが正直なところ。

リンクレイター監督のビフォアシリーズも私はハマれなくて、2人の関係性が羨ましいとかそういうのも何にも感じずにただ2人の話聞いてたら終わってしまったってかんじで、今回のBoyhoodも一緒に成長を追ってってら終わっただけというか…なんだか冷たい感じの言い方になってしまったんだけど。観終わった後も今も特にここが良かったとか思い出せないんですよね…とにかく合わなかったにつきる。もちろんつまらないとかそういうのではなく。特に退屈もしなかったし。

でもまあアメリカの子供ってこんな感じで成長していくんだな~ってのを遠い親戚のおばさん感覚で楽しみました笑

主人公を演じたエラー・コルトレーンくんはほんと皆言ってるけど途中でグレたりしなくてよかったね。子どもが演技してます!!感とかはなく自然だったのでそこらへんはすごいですね。

向こうの人って皆顔とか大人びてるけど顔だけじゃなくて中身も成熟するの早いなあと思った。18歳で大人としてもう放り出されちゃうし、自分たちもそれを意識してるからなんか本当にしっかりしている。24歳の私はまだ大人になった気も大人への入口へ立てた実感もないというのに。お酒を飲んだとかタバコをすったとかそういう見せかけのものじゃなくってもっと子ども時代とは少しであっても何か違うのだというものが欲しい。(私が)



▼マジック・イン・ムーンライト

Magic In the Moonlight
2014, アメリカ・イギリス
監督 ウディ・アレン
あらすじ:なぜか中国人マジシャンのフリをしているイギリス人のちょっとめんどくさい性格の主人公が友人にすごい霊能力者の女の子がいる!とか言われたので完全にネタを明かしてバカにするつもりで会ってみたらどうしようなんか気になる…みたいな話

機内で一足先に鑑賞しました。
いつもと同じようなコリン・ファース(褒めてます)と、可愛い可愛すぎる我らがエマ・ストーンを見るための映画。

正直ウディ・アレン作品をそんなに見ているわけではないのだけれど、ああウディ・アレン作品だなあって感じでした。終盤若干飽きてしまったんだけどそれなりに楽しかった。良くも悪くもまとまっているなあという感じです。変にクセもないのでアッサリ見られます。でもそれだけなんです。

ロマコメが好きな人からしたら正直何の目新しさもないのです。でもあの雨が降ってみたいなシーンはありがちだけど良かったし、良かったは良かったんです。もう私も何が言いたいのか分からなくなってきました。とりあえずエマかコリン・ファースかウディ・アレン監督が好きなら見ない理由もないと思うので見ればいいのです。

2015/01/23

SEXテープ

SEX TAPE
2014, アメリカ
監督 ジェイク・カスダン
あらすじ:マンネリから脱却しようとSEXテープをiPadで撮影してみたところ、うっかり家族や友人のiPadへも共有する設定になってたもんだからコイツはマズい!流出を止めなければ!ということで夫婦が色々頑張る話。

機内で鑑賞。かなり下ネタなので誰と/どこで見るかを凄く選びそうですが、めっちゃ面白かったです。私はこういうくだらないコメディが大好きなのでツボでした。なぜ日本公開が中止になってしまったのか謎!(と思ったらアメリカでは不評だったんですか??)まあでもDVDスルーでも充分ってかんじなので、早いとこDVD出して欲しいですね。

タイトルのとおりSEXテープをめぐる話なためそういうシーンがわりとあるのですが、隣の席がおじさんだったから若干気まずかったですよ。何に対してか分かりませんけど、ちがうんだよおじさん、違うんだ…!って思いながら見てました。

キャメロン・ディアスは何歳になっても可愛いなあと思いました。スタイルもめちゃくちゃいいし、くるくる変わる表情が本当に魅力的。ジェイソン・シーゲルが犬に追いかけられたり、終盤のあの必死の行動とかも面白くってずっと笑ってました。友人夫婦もいいキャラしてるし、私の大好きなジャック・ブラックも出てくるんでなんかもうそれだけでありがとうございますって感じでした。

身近なネットの恐怖という点ではディス/コネクトと通ずる部分がありますが、描き方でこうも変わるかーというくらい全く別すぎる作品。軽い気持ちでサクっとみられて笑えてオススメですよう。
まあでも下ネタとかちょっと…って人とかはダメだと思います。そんな人がこんなタイトルの映画観んのか謎ですけど。

ネイバーズ

BAD NEIGHBOURS/NEIGHBORS
2014, アメリカ
監督 ニコラス・ストーラー
あらすじ:子供が生まれたばかりのマックとケリーは新しい家で子供と楽しく暮らす…はずが、最悪なことに隣の家にフラタニティが引っ越してきた!案の定パーティ三昧で子供に悪影響!夜も眠れない!なんとかして奴らをおとなしくさせなければ…!

あらすじのテンションがおかしくなりましたが、まあ夫婦VSフラタニティのコメディです。早くも今年暫定1位!!鑑賞したのは昨年飛行機で、なんですけど、好きすぎて(あと他にあんまり見るものなかったてのもある笑)2回連続で鑑賞してしまったよ。映画自体とは関係ないんですけど、2回見たことで1回目は拾えなかった英語とかが聞き取れたりして理解深められたので2回見て正解だったなあと思いましたw

ザック・エフロンはもうすっかりハイスクール・ミュージカルのころの爽やか好青年ではなくってマッチョな男性になっちゃいました。まあかっこいいことには変わりないんでいいんですけど、っていうか個人的には今のザックのほうが好きなので大歓迎です笑


なにより私、セス・ローゲンとローズ・バーン大好きなんでこの2人が夫婦ってだけでもう最高。弟フランコことデイヴ・フランコや、キック・アスのレッドミストでお馴染みクリストファー・ミンツ=プラッセ、あとサブマリンの主人公を演じていた男の子なんかも出ているのでキャストだけでもだいぶ楽しめます。

ギャグとしてはだいぶ下ネタが多いです。アレを3Dプリントで売るとかさ…アホすぎるよね…あと私の大好きなロバート・デ・ニーロのモノマネをするシーンがあるんですが、一発ギャグ的な短いネタかと思ったらちょっと長かったのでうれしかったです笑
あとバットマンのモノマネするシーンも好き。好きなシーンあげたらキリがない。

正直大好きだけど感想書くのが難しいなー。終わり方もちゃんとザック演じるフラタニティのリーダーが気づきを得るし、本当に良い映画ですよ。

音楽も良いです。ケチつけようがない。最高!!

2015/01/22

インターステラー

INTERSTELLAR
2014, アメリカ・イギリス
監督 クリストファー・ノーラン
あらすじ:食糧難や異常気象により滅亡の危機に瀕している地球。かつて宇宙飛行士だったクーパーは、地球を救う方法を探すため宇宙へ向かうことになるのだが――…

段々と公開規模が縮小され始めて、もう終わっているところも多くて、一度は映画館で観るのを諦めようと思ったんですが、いやー映画館で観られて良かったです。余裕があったらおかわりとか行ってたかもしれない。
友人に私別にノーランファンじゃないから、インターステラーとか別にぶっちゃけどっちでもいいみたいなこと言ってたんですけど、インセプションもダークナイトトリロジーもBD持ってて、今度出るライジングのJGLのホットトイズも予約してるし、私ノーランファンって言っても…いいのかな…でもイマイチしっくりこないその呼称。
まあでも今回インターステラー見て思ったよね、すげえよ!!ノーランすげえよ!!!!!

まあそんなわけで大大大満足でした。こんなに涙だらったら鼻水ずるっずるになると思ってなかった、というくらい泣きました。心揺さぶられまくりました。

※以下、ネタバレ有


2015/01/09

ゴーン・ガール

Gone Girl
2014, アメリカ
監督 デヴィッド・フィンチャー
あらすじ:結婚5周年の日の朝、ニックは家が荒らされ、妻のエイミーが消えていることに気づく。有名な作家の娘であるエイミーの捜査は大々的に行われ、テレビでの報道も過激になっていく。次第に人々は夫であるニックのことを疑い始める。彼こそが妻を殺した張本人なのではないか――?

予告と皆様の絶賛などを受けて非常に高いハードルで鑑賞したら、意外とアッサリとした映画だったのでびっくりしました。いやアッサリはしていないんですけど、なんかこう、もっと衝撃的なビリビリと口の中で暴れまわるような料理かとおもって心してみたら凄く食べやすかったっていうか、なんだこのたとえ。とにかく面白かったです。面白かったですで片付けてしまう自分の語彙力が辛い。

一応2014年に鑑賞した映画のベスト10にいれる程度にはすきです。本当にね、エイミーに振り回される映画でした。でもなんだか癖になる映画で、見終わってからじわじわとああまた見たいなあって気持ちにさせられるんですよね。149分と知らずに見に行ったせいかも知れませんが、長さは感じなかったです。もうとにかくどうなるんだろうってお話の先が気になっちゃって。

何をしゃべってもネタバレになる、というような触れ込みの本作ですけど、まあ…どうなんですかね、最初に言った通りあんまりにもそういうネタバレ云々のところで期待していっちゃうと肩透かしを食らう可能性があるのであんまりそういう煽りのようなものは言わないほうがいいのかなあと思うんですけど、まあでもやっぱり何も知らずに見るに越したことはないと思うので(この作品に限らずともね)、まだ映画観てないよって人はとりあえず観に行ってください。

※以下、ネタバレ有

2015/01/08

My Best Films of 2014




さて。ここ数年の恒例行事、映画ベスト10発表です。
既にTwitterやらで発表しておりますが、此方では理由も添えておこうかと。

2014年は映画館・DVDあわせて196本鑑賞という結果でした。
そのうち映画館で見たのは52本です。(私のカウントがあっていれば笑)
劇場もDVDも、おかわり(2回目以降)はカウントしてないので、多分それもいれたら全部で200ちょっと、といったところでしょうか。来年はもっと見られたらいいなあ。

ではごちゃごちゃ言っていないで発表です。