2015/01/22

インターステラー

INTERSTELLAR
2014, アメリカ・イギリス
監督 クリストファー・ノーラン
あらすじ:食糧難や異常気象により滅亡の危機に瀕している地球。かつて宇宙飛行士だったクーパーは、地球を救う方法を探すため宇宙へ向かうことになるのだが――…

段々と公開規模が縮小され始めて、もう終わっているところも多くて、一度は映画館で観るのを諦めようと思ったんですが、いやー映画館で観られて良かったです。余裕があったらおかわりとか行ってたかもしれない。
友人に私別にノーランファンじゃないから、インターステラーとか別にぶっちゃけどっちでもいいみたいなこと言ってたんですけど、インセプションもダークナイトトリロジーもBD持ってて、今度出るライジングのJGLのホットトイズも予約してるし、私ノーランファンって言っても…いいのかな…でもイマイチしっくりこないその呼称。
まあでも今回インターステラー見て思ったよね、すげえよ!!ノーランすげえよ!!!!!

まあそんなわけで大大大満足でした。こんなに涙だらったら鼻水ずるっずるになると思ってなかった、というくらい泣きました。心揺さぶられまくりました。

※以下、ネタバレ有





娘に比べると兄の扱いがぞんざいだなあとか、最初からTARSに運んでもらった方が速かったんじゃね?とかそういう気になる部分が無いとは勿論言わないんですが、観ている最中に感情をこれでもかと揺さぶられるあの感覚、観終った後の、素晴らしいものを見たな、体験したなっていう高揚感っていうのは他のメディアではなかなか味わえないじゃないですか。だからこそ私は映画って最高だなって思うんですが、それを体感できただけでもう大満足で。見ている最中は細かいことはいいんだよ!と勢いで押しきれてしまうので、なんかもう、それはそれでいいんじゃないかなと思うのです。細かいことはいいじゃん。って。だって最高だったじゃんって。

マーフからの初めてのビデオレター(って言い方でいいのか?)で、あなたと同じ年になっちゃったよってとこはなんとか堪えたものの、五次元のところとかさ、もうね、そんなん泣くわと。そこ堪えたと思ったらそのあとまたラストでやられて。泣く=いい映画とかじゃないってのは勿論分かってるんですけど、今回のもう、画面からあふれる「愛」に心をがっちりつかまれてしまって。ノーランずるいなあって。

そしてこういうのってほんとは好きじゃないけど、愛は偉大だなあって思いました。惚れた腫れたは時々嫌になるけれど、こういう愛は嫌いじゃない。

あ、でも五次元のところはね、まあ泣いたんですけど、一瞬えっ?ってわけわかんなくなったのも事実ですよね。あっそういう話なの?っていう。
あとあのアメリアとクーパーの乗ってる宇宙船が切り離されるところは、「ゼロ・グラビティ」(軽くトラウマ)のクルーニーが主人公助けるために自分と繋いでいたやつを切り離すシーン思い出してやめろよおおおおおおまたかよおおおおってなりました。あのね、宇宙で独りぼっちとか寂しいとか怖いとかのレベルじゃないからマジやめろ。怖い。

あとマット・デイモン爆発のところもゼログラビティでデブリの恐ろしさをこれでもかとみせつけられたあとだったのでヒヤヒヤしたんですけど、そこは別にヒヤヒヤしないでよかったヤーツでした。無駄に焦った。

彼の行動はねえ、まあでもわからんくもないよ。っていうかああいう生存本能が強すぎたりとか他者を蹴落としてでもみたいな人が生き残るんだろうな、そして私は真っ先に死ぬな、と思いましたね。
ただ貴重な時間なのに二人で殴りあってるところとかお前ら何してんだよ、と冷静になっちゃいましたよね。男の人ってなんか拳と拳で語り合うの好きだよね。(偏見)

相対性理論とか何次元とかそういうのは全然分からないので触れないです、というか触れられないです笑 宇宙の時間がこっちの何分の一みたいなのみても、すげえ!ドラゴンボールの精神と時の部屋だ!としか思えない感じのおつむなもんで。

でもやっぱり宇宙はとてつもなく魅力的だから、宇宙の本が読みたくなりました。むかーし中学生くらいのころにも宇宙に興味持って本とか買ったんだけど、もう忘れちゃったなあ。

よく引き合いに出されてる「2001年宇宙の旅」も未見なので、はやく観なきゃなあと思いました。

あと忘れちゃいけないハンス・ジマーの音楽、もうむちゃくちゃ良かったです。サントラほしいです。

はーそれにしてもマシュー・マコノヒーかっこよすぎますね。惚れますよね。すごい安っぽい感想になっちゃいますけども。でもかっこいいもんはかっこいいから仕方ないよね。そして今度から何か問題が解けたときはユリイカ!って言いたくなるよね。あとTARSいいよね!!knock-knock!!

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