2015/07/21

バッド・マイロ!

Bad Milo!
2013, アメリカ
監督 ジェイコブ・ヴォーン
想像していたより、バイオレンス少な目でちょっと残念。もっとマイロが殺しまくって阿鼻叫喚みたいな感じなのかと思っていたら、割と主軸としては主人公と父親の関係性だったり、家族についてみたいな話だったのでびっくりしたというか。

正直私はこういう映画にはそこは求めていないのでなんとも気持ちの収まりが悪かった。

こういう時に具体的にこう、と提案を出せずに言うのはズルいんだけど、でももう少しアイディアを広げられたらもっと面白くなりそうな感じではあったかなあ。

マイロも凶暴なんだけどどこか愛くるしさもある(ハッキリ言葉とか喋らずに動物みたいな声だったからそこかな)キャラクターだったので、なんか惜しい!と思わずにいられなかった。ギャグもそんなに多くないしそのギャグ自体も笑えるわけでもないので全体的には中途半端な印象でした。

マイロは自分のストレスの元凶を勝手に殺しまわってくれるんだけど、そこは羨ましい…と思ってしまった笑 自分でも気づかないうちにストレスになってた相手とかもやっつけてくれるので、自分の精神衛生上では凄く良い存在だなあと。


2015/07/18

嗤う分身

The double
2013, イギリス
監督 リチャード・アイオアディ
前売りを買って公開を楽しみにしていた作品なんですが、留学の関係で見に行けず、今回レンタル開始を首を長くして待っていた…のですが。リチャード・アイオアディ監督の「サブマリン」がもうものすごくつまらなくて(というか私には合わなくて)楽しめない可能性もあるな…と恐れてもいたんですが、それが現実になってしまった…。

全体的に暗く不穏な雰囲気の漂う感じは割と好きだし良かったんですけど、あまりにも不条理すぎて苛々してしまい、全体的に「楽しむ」という方向までは気分が持ってい行けなかったとでもいいましょうか…。もちろん苛々させるのも目的だと思うし、あの不条理感が良いんだ!というのも分かるんですけど、とりあえず私はこういうの合わないんだなという発見にはなりました笑

ラストの展開とかは割と好きで引き込まれたんですけど、結局最終的にはまたう~ん…と唸ってしまう、最後までツボにはまりそうでハマらないヤキモキする展開でした。

あと前に誰かが「世にも奇妙な物語」っぽいって言ってたんですけど、ほんとそんな感じだなと。主人公が影が薄すぎるってことでしたが、以前そういうお話世にも~でもありましたよね。ただ世にも~は一応一つの話が短いので耐えられたけど、映画1本丸々やられるとダメなんだなー。

2015/07/13

コングレス未来学会議

The Congress
2013, イスラエル/ドイツ/ポーランド/
ルクセンブルク/ベルギー/フランス
監督 アリ・フォルマン
一言でいうならば「私には合わなかった。」割と高評価のようなんですが、私はもう退屈で早く終わってくれないかな…と思ってしまった。

特に一番の胆であろうアニメ化してからの展開が本当につまらなくて…というか私の理解の範疇を超えていたのか、世界観や考え方が自分とかけ離れすぎてて呑み込めないまま進んでいき最後まで置いてけぼりを食らった感じ。

まあ私がそもそも主人公のロビン・ライトの息子役であるコディくんだけを目当てに行ったっていうのも敗因(?)かなあとは思うんですけどね。コディくんも一応アニメ化されるんですけどそれがまー可愛くないし大人になってからの彼がまーかっこよくないし笑(実際今成長後非常にかっこよくなってる彼を知ってるだけに、こんなんじゃねえ!とか思っちゃったよね。)

最後の展開も感動!とはならずに「えっ」と戸惑ってしまい、エンドロールを迎えてもなんだかその置いてけぼりの居心地の悪さだけが残ってしまいました。まあどんな監督とか原作の事とか知らずに観に行った私がダメだったんだと思うし、根本的に私は見に行くべきじゃなかった作品だったんじゃないかな…。

あとこんなこといっちゃ申し訳ないけどロビンライトをCG化してまで映画で観たいか?と言われると私はそうじゃないし…笑