2015/06/27

Mr.タスク

Tusk
2014, アメリカ
監督 ケヴィン・スミス
あらすじ: 友人とPodcastで"The Not-see Party"という番組を配信している主人公ウォレスが、取材先のカナダで出会った老人に監禁されたうえに「君をセイウチにするよ!」 とか言われて焦る話

まーぶっちゃけ全然期待してなかったんです。予告みてもそこまでは面白くなさそうだなーって思って。でもセイウチと化した後のビジュアルのインパクトがすごかったのと、ハーレイ・ジョエル・オスメントくんが登壇するイベント付きということで笑、行ってまいりました。

結論からいうと、想像してたよりは面白かった。
って感じでしょうか。でもなんかそう思ったのは後半、ウォレスがセイウチになってからの展開がわりと面白かったからなんですけども。全体的にはちょっと退屈でもありました。

というのも、まずウォレスが興味を惹かれて訪れた老人ハワード・ハウがべっらべら思い出話を語るんですけど、それがまったく面白くない。一応映像まで出るんですけど(そして若かりし頃のハワードを演じていた青年はかっこよかった)、ぶっちゃけその話どうでもいい。つまらん。そんな話はいいからさっさとウォレスをセイウチにしてくれ。って感じで。

(いや、一応ウォレスには無事逃げ延びてセイウチになんてならないでほしいという気持ちもあったんですけど、もうすでにセイウチになっちゃうのは知ってたからさ)

本当に出てくる奴ら基本みんなおしゃべりな上にそれが別に笑えるわけでもないから(英語分かったら面白いとかでもなさそうな気がする…)前半結構退屈なんですよ。

ウォレスがセイウチと化してからは、結構話が動きだすので面白いんですけど。まーでもなんていうか、コメディなのかコメディじゃないのか分からないというか。ブラックユーモアなのかな。ブラックユーモアは割と好きなんですけど、突き抜けてるわけじゃないから若干消化不良というか。ラストがなんともね…これは好き嫌いの話だと思いますね。私はコレみたいなラストちょっと苦手かもです。
でもやっぱハワードとウォレスがプールで一緒に泳いでるシーンとか、最後の戦い(ネタバレなので反転で)とかはアホすぎて笑いました。劇場でもみんな笑ってたよ。

こないだこんな映画見てさーっていうネタにはなるんじゃないかと思います。
親子共演なリリー=ローズ・メロディ・デップちゃん(名前なげえ)は可愛かったです。ジョニー・デップは最初気づかなくて、ちょっと経ってから「あぁ!!!」ってなりました。

この作品の前にムカデ人間3の予告も流れたし、ムカデ人間の次はセイウチ人間かよ!!って感じ思うんですけど、見てて思い出したのはザ・フライとか狼男アメリカンでした。

ちなみにハーレイ・ジョエル・オスメントくんはウォレスと一緒にポッドキャストをやっているテディという役でした。ウォレスの彼女を演じていたジェネシス・ロドリゲスはめっちゃ美人だしスタイルもいいしセクシーでまさに私好みで素晴らしいんですけど、お色気シーンはないです。一応下着にはなるけど。男性方、あまり期待しないように。笑

ああそういえばウォレスがいちいちカナダを小馬鹿にしたりするのが気になったんですけど、アメリカとカナダの関係ってどんなんなんだろう…って思った。

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