どっちも美人なお姉さんが最終的に変わり果てた姿にされるってとこでは共通してるかな。ま、そんな共通点見つけたところで話ふくらむわけでもないんですけどね!!!
とここまで書いて感想書き始めたら、2本の感想のテンションが全然違うものになってしまったので記事を分けることにしました。
MARTYRS 2008, フランス・カナダ 監督 パスカル・ロジェ |
あらすじこれでいいのかな。情報を必要最低限に抑えようとするとこれぐらいというか…
めっちゃ痛そうな映画っていうのは聞いてたし、見た後に暗い気持ちにしかならないっぽいってのを知ってたので手を出していなかった作品。まあ確かにその通りでした。でももっと直接的なゴア描写とかがキツいのかと思っていたので、そこは(そんなにゴアゴアな感じじゃなくて)ホッとしたかな。いやまあ十分痛々しいんですけどね。
前半と後半でとても毛色が違う作品になるのですが、私は前半のようなスピード感のあるお話の方が好きかな…っていうかまあ本当に後半の展開って精神的にキツいじゃないですか。リュシーもアンナも何の罪もない少女たちなのに、こんな目に遭って、救いがないなんて辛すぎるじゃないですか。
あとああいう…マドモアゼルたちの集団みたいな設定ってあまり好きじゃないかなあ。ああいう人たちの胡散臭さって凄くイヤだよね。
マドモアゼルたちの目的もさぞ高尚な事かのように語ってるけどまったくそんなんじゃないし、とにかく…ムカつくんですよね笑 そんで終わりがあれだし…多分色々深い感じの理由とか探そうと思えば探せるのかもしれないけれど、私は割と丸投げのように感じてしまったというか、ぼかすことで観客に選択をゆだねると言えば聞こえはいいけど結局答え出せないからそういう表現にしたんじゃないの?って思ってしまった。
アンナのひたむきなリュシーへの思いが伝わってきただけに終わり方が納得いかないというか。
ちょっと文句っぽくなっちゃったけど、全然駄作であるとかそういう風には思ってないです。とりあえずラストの、マドモアゼルの行動の理由とかも含め鑑賞後に凄く色々と語りたくなる映画だったなあ。語らずにはいられないというか。
リュシーの見ていた女性とのちに発見される女性の姿の痛々しさはよく作ったなあコレ…って感じでした。ビジュアル面での衝撃は色々と凄かったですね。最後のアンナとかも…っていうかあの状態で生きてるのって無理だよね…?
あとグザヴィエ・ドランが息子役で出てきてますが、怯えた表情とかめちゃくちゃ可愛かったです。ぶっちゃけ私ドラン監督の魅力がイマイチよく分かんなかったんですけど、この映画の彼は可愛かった…!
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