2015/02/07

ミュータント・タートルズ

Teenage Mutant Ninja Turtles
2014, アメリカ
監督 ジョナサン・リーベスマン
あらすじ:悪の組織フット軍団による犯罪と暴力が日増しに激しくなるニューヨーク。フット軍団を追いかけていたテレビリポーターのエイプリルは、ある夜、闇夜に紛れてフット軍団を倒す謎のヒーローを目撃する。その姿を映像に収めることができず、誰にも信じてもらえなかったエイプリルだが、今度は地下鉄の駅でフット軍団が人々を襲撃。そこで再び謎のヒーローを目撃したエイプリルは、後を追いかけ、カメの姿をした4人組の忍者タートルズと出会う。(映画.comより)

ジャパンプレミア試写会にて3D字幕版で鑑賞。

昔懐かしいあのタートルズが映画化!しかもミーガンが出演!ってことで楽しみにしていた本作。rotten tomatoesでの評価が低くても、それでも私はそれなりに楽しめるって期待してるよ…!って感じの低いハードルで鑑賞したわけですが、期待通りそれなりには楽しめる1作でした笑

ジャパンプレミアのレポートとかにも書いた通り私はお調子もののマイキー(ミケランジェロ)が好きで、本作でもそのままとても親しみやすいキャラクターで可愛かったんですけど、鑑賞後はラファエロかっこいいな~!!ってなってしまいました。短気で不器用な感じがすごく男らしく感じてしまって。

正直タートルズのリアル路線なビジュアルは人によっては受け入れがたいかもしれないですが、というか私もまだ完全には受け入れ切れていないですが笑、皆それぞれ個性も愛嬌もあって意外に見れちゃいますよ。(でもそれももう少し活かせてたらよかったのになあという不満は残る感じだったんですけども…)あと所々タートルズたちが日本語をしゃべるのが面白かったかな。「保護者」とかw

なんというか、これはまあ私がミーガンファンなせいもあるかもしれないけれど、どちらかというとタートルズたちよりミーガン演じるエイプリルの方がメインな感じでした。
まっ私的にはありがたいですけどね!もっとタートルズメインで、ミーガンはトランスフォーマーの時ぐらいの出番なのかなーって思ってたので。嬉しい誤算というか。


で、まあ作品全体的に言うとですね、結構…う~んどうなの?と思ってしまいました。
これはまあ私の感性の問題なので仕方ないかもしれないですけど、笑わせポイントがほとんど笑えなくって。そこでなんかひっかかって、それいる?って感じになっちゃってあんまりテンポがいいようには思えなかったんですよね。止まっちゃって。

あと全体的につっこみどころが多い。※以下この段落だけちょっとネタバレです
敵のシュレッダー及びフット軍団なんてもっとなんか…あるだろ!やり方!甘いよ!ヌルいよ!!何回か部下とかやられてるんだからせっかくのチャンスのとき、もうちょっとコテンパンにタートルズやっつけないとダメじゃない?!どう考えてもタートルズに止めてほしいとしか思えないヌルさ。
そんでシュレッダーとお前(ネタバレになるから名前言えない/と思ったら公式サイトで謎の敵扱いされてたんですけど!笑)よ、あんたらのそういう作戦最近某素晴らしい蜘蛛男の1作目でも見たんですけど…!デジャヴ!!馬鹿と煙は高いところが好きって言いますけど悪役の皆様におかれましては高いところから怪しいガスを撒くのがブームなんでしょうか!?しかもどっちもNYだし!!

まあでもシュレッダーのビジュアルはかっこよく表現されてて良かったなーと思いました。

文句ばっかになっちゃったんですけど、雪山でのアクションシーンは本当に楽しかった!このシーンだけでも映画館の大画面で観る価値があると思います。(ここに来るまでの盛り上がりにちょっと欠けるのが難点だけど一応それを吹っ飛ばしてくれるぐらいのパワーはあったかなと)

そんなわけでまあ、点数つけるなら3/5点って感じかな。
次回作はもっとタートルズの魅力を感じられるような作品になってると嬉しい。

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